
今回はとても身近だけれど意外と意識されていない食品添加物について。
日本で販売されている子供用、赤ちゃん用と謳われている食品の多くには意外とたくさんの添加物が含まれています。ところが、添加物に対する知識や意識が無く、その事に気づいていない保護者の方がたくさんいらっしゃることも事実です。
今度スーパーで買い物をするときには商品の裏側に記載されている原材料名を見てみて下さい。
代表的な物は「調味料(アミノ酸)」や「亜硝酸Na」で、これが含まれている商品はお菓子、お惣菜、調味料など多岐に渡ります。
もちろん、食品添加物が全て悪い訳ではありません。
食品添加物とは、食品の製造過程、加工や保存の目的で食品に使用されるものです。
食品添加物には植物や動物などから抽出した天然由来の添加物と化学合成で作られた指定添加物(合成添加物)の2種類があります。
例えば、お豆腐のにがりは天然添加物で食品添加物の一つです。
ただ、癌だったり様々な病気が増えている原因の一つとして、体内に取り込まれる食品添加物の影響も大きいと思われます。
合成添加物には発がん性の高い恐れのあるもの、味覚障害を引き起こす恐れのあるもの、臓器に障害をもたらす恐れのあるものがあり、そういった添加物が含まれた食品がたくさんスーパーやコンビニで見かけます。
また、合成添加物は肝臓や腎臓に負担をかけてしまうので、ビタミンやミネラルが欠乏する恐れもあります。
うまみ調味料(化学調味料)というのも一度は耳にしたことがあると思います。代表的な味の素やコンソメなどの原材料の裏に、調味料(アミノ酸)と書かれていますが、これはグルタミン酸ナトリウムという物質になります。
グルタミン酸は脳を興奮しやすい物質なので、特に発達障害のお子さんや多動、落ち着きがない子は少し控えてみても良いでしょう。
いずれの食品添加物も政府が安全と使用を認めた物になりますが、長期的に摂取した場合の身体への影響がどうなのかはまだよくわかっていません。
食品添加物は目的に応じて使用されるため、添加物の働きを知った上で摂取するかどうか取捨選択することが大切になってきます。
全ての食品添加物を食事から排除するのは大変かもしれませんが、出汁パックで出汁を取ってみるとか、ドレッシングをオリーブオイルなどのオイルと塩にしてみるとか、少しずつ減らしてみるのが理想かなと思います。
私自身も、妊娠をきっかけに出汁は出汁パック(5分弱で出汁が取れて料理のグレードも上がるのでおすすめです!)、サラダはオイルと塩や粉チーズ、市販の合わせ調味料の代わりに味噌や塩麹で味付けといった形で調理方法を変えていきました。食事を変えてもすぐに変化は出にくいですが、何年も続けていく中で明らかに身体の調子が良くなったと感じています。
KIDS DELIのベビーフードは赤ちゃんの健康と安全を第一に考えて無添加で作られています。
また、冷凍レトルトとすることで、常温レトルトによく使用されている酸化防止剤も不使用です。
毎日食べる物で私たちの身体が作られているという意識をもち、体内に取り入れる食品添加物を最小限に抑える生活を初めてみてはいかがでしょうか。
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